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危うく…。(長文御免)
2006/04/16(Sun)
リクガメを溺死させるところだった。

14日(金)。
夕方、最後まで騒いでいた外オスたちも小屋へ戻るのを確認し、
人員点検をし、小屋の蓋をするのが日課なのだが、
どーしても一人足りない。
小屋に帰還せず、どこか隅っこに潜り込んでいるのではないかと
捜索をするも見つからない。

誰がいないのだろうと調べてみると、「御影くん」だった。
覚えている方もいるだろうか、、手摺壁をよじ登りひとつ下の階の
テラスにダイブ!という武勇伝を持つあの子である。
むー。こんところの強風でテラスのモノが乱雑になって
いるから、またどこか良からぬ所でもよじ登ってくれたか??

アヤシイところをあちこち探すも見つからず。

最後に…
まさかな、、と思いつつも、、可能性のあるところ、、
テラスに置いてあるメダカ水槽(90センチ)、、。
落ちた??ダイブした???
いや、まさかね、、。いくらなんでもね、、。

夜だけ被せてあるシートをそっとめくって、中を覗き込む。

!!!!!!!!!!
いるーーー!
水深20センチ?25センチ??
その一番、底にギリシャの甲羅模様が見えるーーー!

いやああああああーーーーー。
うっそーーーーー!
うっそーー、うっそーーー、うそだと言ってぇーー。

速攻、引き上げる。

生きてるの?生きてる??

御影は、全く反応はなく、
ただ目だけは、大きく見開いていた。
今思うと、開いていたのではなくて、閉じる機能がマヒしたため
開いたままの状態になっていたのだと思う。
黒目がちなギリシャの目だけど、いつも以上に黒くて、まるで
瞳孔が開ききっているようにも見えた。

水中から引き上げたからと言って、ぷっはーーーと息を継ぐでもなく
ぜーはー呼吸を荒げるでもなく、、口を開くこともなく、、
悲しいくらいに無反応。

生存を確認したくて、手足を突いてみたが、ぶらぶらするだけで
やはり反応はなかった。でも、固まってもいないから、
まだ生きてるんだ!とただ直感で思った。
おそらく仮死状態になっていたのだと思う。

いったい、いつから沈んでいたのだろうか?
2時におやつをあげたときには、確かに居て。
3時に水槽にシートを被せたから、落ちたのは、それより前のはず。
発見が4時。ざっと1~2時間、水没していた計算になる。

どうしていいのか分からず、手足をマッサージしたり、
甲羅から出したり入れたりして人工呼吸の真似事などしてみたり。
頭を下にして、口を開いて水でも出て来ないかな?と期待したり。
効果があったのか、なかったのか、分からないけれども、
そんなことを30分ほど続けているうちに、微かに呼吸を始めたのだ。
弱々しいけど、息をしている!

人間のドラマの印象だと、心臓マッサージやら人工呼吸をしているうちに
ごぼごぼっと水を吐き出して、呼吸が戻り(BGMが入って)感動の蘇生!
というイメージなのだけど(汗)、そんな劇的な変化はいつまでもなく
少しずつ少しずつ、思い出すように呼吸を取り戻す感じであった。
なので、その最中は、不安で不安でどうしようもなかった。

仕事に出なければいけない時間が過ぎていたが、
体温がどんどん低下して行ってるのが気になってしょうがなかった。
人肌で温めているのに、擦ってる傍から冷たくなっていくのが分かる。
スポットで急激に温めてよいものかも判断に迷う。

ココは安静にさせた方がいいだろうと、一度、カメ部屋の仮寝床に置いて
(仕事に行くため)玄関で靴まで履いたが、どうにも気になり、
また部屋に戻り、置かれたままになってた御影を抱えマッサージを始めた。
職場には連絡を入れ、2時間ほどの猶予をいただいた。
冷えてる御影を、ずっと膝に抱えて温め続けていた。


1時間ほどするうちに、少しずつ身じろぐようになり、けふっ、ぐしゅ
などと音も立てるようになった。
スポットを点けて、直下を避けた場所にそっと降ろして様子をみたら、
冬眠明けのようなスローモーな動作で、じりじりと直下の一番暖かい
場所までにじり寄って来て、その下で暖まりはじめたのだ!


(すみません/つづく。)
…のつづき↓。

自ら身体を暖めるようとするのは、安心できる行動。
水中から引き上げたときも目を開けていたが、その後もずっと開けっぱなし。
首もずっと起こした状態。ぐったりとして垂らしていたワケではない。
いったい、どうゆう身体の状態だったのか、、今でも分からない。

しばらくして、スポット下にいる御影と目線の高さが合うように
目の前に寝転んで、顔を合わせてみた。私が分かるかな?
目が合ったら、首を少しこっちに向けてくれた。
目が閉じれないのかな~?と心配だったので、そっと自分の目を閉じて
見せたら、御影も真似をして自分の目を閉じてくれた。
なにか、、、通じたかな??
ちょっと興奮したのか、ぷふぅーと吐き出した息がやさしく顔にかかり、
くすぐったいのと同時に嬉しかった。
甲羅を触ってみたら、ほんわか暖かくなっていた。

すでに連絡を入れ、まもなく戻ってくる予定の旦那を待った。
峠は越したと判断できたが、呼吸が止まったことによる後遺症や
水を飲んだり?水が肺に入ったりしてるかもしれないので、
それによる感染症などの心配は残されていた。

戻った旦那は、予想外に平気そうな御影の姿を見て安心したようだ。
このころには、よたよたと2、3歩、歩くようになっていた。

仕事を終えて戻ったときには、御影はまだスポット下で微睡んでいた。
温まると少し部屋を歩き回ったり、急ごしらえの寝床@フリースの衣類に
潜ってみたり、またスポットに戻ってきたり、、を繰り返していたらしい。
途中、みかんも2粒ほど食べそうだ。

その晩は、結局12時になって、ようやく落ち着いて寝たので、
カメ部屋のメスの土場を仕切って、そこで寝かせることにした。
(ミレイヴが土場に上がれなかったのは、このため)

翌土曜の朝。すでに土場をところ狭しと徘徊していたので、
外のオスゾーンに戻してみることにした。
常時、運動会になっているので、対応できるか不安ではあったが。
案の定、アタックを受けっぱなしで反撃をする元気はないようだったので、
外のメスエリアに単独で放して様子をみた。

土曜は出かける用事があったので、詳しいことは分からないが、
その後、ゴハンはちゃんと食べ、午後には本体と合流させても問題ない
くらいにまで回復していたそうだ。
その晩から、もう普段通り、外小屋で寝かせている。

日曜。ちゃんと自分で起き出し、レンゲの山に喰らいついていた。
徘徊する足取りにも力が感じられるようになった。
そして、午後には別のオスにマウマウし、両手を放して反り返り、
鳴き声をあげる所までも確認できた。(^^;

立ち直り、、、早っ!(^_^)

今朝も一番にごはんに食い付いていた。
今のところ、気になるような障害は出ていなさそう。


カメの回復能力はすごい。
サバイバル能力もすごい。
水中で1時間以上、、ヒトだったら、もうダメだろうに。
またひとつ、カメの身体機能の不思議を見せ付けられた。

でもでも、だからと行って、大丈夫ということでは全くない。
発見があと30分遅れていたらと思うとぞっとする。
小屋に帰還しない子もときどきいるので、出掛ける時間になったら
捜索を諦めて出てしまう日もある。今はまだ寒いので、必ず小屋に
戻すが、もう少しすれば、夜中までそのままのこともある。
考えれば考えるほど、恐くなる。

週末、落ちた水槽には網を乗せた。
テラスで他にも気になっている箇所の手直しもした。
まだ屋内で、ひとつふたつ気になってる箇所があるので、
そこも早急に対策を講じなくては、、、
事故は起こるものなのだ…。

あの日、以来、水没している御影を発見したときの映像が
目に焼きついてしまい、なにかの拍子に思い出す。
夜も夢に見て、目を覚ましてしまう。
それほどに衝撃が大きかった。

増してや、底に沈んでいた御影の心中はいかほどだったろうか。
恐かっただろうか?もう終わりだと観念しただろうか?
水槽には、レンガや流木もあるのだけど、水槽にダイブするくらいの
運動神経の持ち主でも、水中では身動きも侭ならなかったのだろうか。
3時にシートを被せた段階で、水紋すら立っていなかったから、
この頃から、すでに底でじっと息を止めていたのだろうか。
いろいろ思うと切ない。
せめて、恐怖の記憶が御影には残っていないことを祈りたい。
(いや水槽恐い、、近寄るまい、、と覚えてて欲しいかな?)


今、御影が元気だから、こうやって人にも話せるが、、
そうでなかったらと考えると、空恐ろしい。
これから屋外生活がはじまると、事故も起こりやすくなるので
注意しよう!と肝に銘じた一件だった。

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